ブルーベリーにとって最高レベルに重要な益虫(最重要保護)
※本ページでは、ブルーベリー栽培に有益な生物を広義の「益虫」として扱い、昆虫以外の生物(クモ類・カエル類・ミミズなど)も同類の有益生物として含めて解説しています。
ブルーベリー栽培では、以下の益虫は受粉成功率や害虫密度の抑制に直結する重要な存在です。これらの益虫が活動できる環境を整えることは、収量と品質の向上に不可欠です。
🐝 ミツバチ類(セイヨウミツバチ)
役割:ブルーベリー受粉の主力。訪花回数が多く、結実率と果実肥大に直結する。
活動時期:春(開花期)
▶🐝ミツバチ類(セイヨウミツバチ)解体新書【ブルーベリー栽培の重要益虫】
🌼 マルハナバチ類
役割:深い花筒の品種でも確実に受粉できる訪花昆虫。低温時でも活動する。
活動時期:春〜初夏
🕷 クモ類
役割:アザミウマ類・小型蛾類・ハマキムシ類など幅広い害虫を捕食する常駐型天敵。
活動時期:通年
🐸 アマガエル
捕食対象:小型の蛾・アザミウマ類・小バエ類など。
活動時期:春〜秋
条件付き益虫(益虫にも害虫にもなりうる)
🐝 アシナガバチ
役割:シャクトリムシ・ハマキムシ・イラガなどを積極的に捕食する強力な天敵。
注意点:巣に近づくと刺す可能性があるため、人間側の安全管理が必要。
▶🐝アシナガバチ 解体新書【ブルーベリー栽培の条件付き重要益虫】
🐜 アリ
益虫としての側面:小型幼虫や害虫の死骸を処理し、圃場の衛生維持に寄与する。
害虫側の側面:アブラムシの甘露を求めて保護し、アブラムシ被害を悪化させることがある。
🪱 ミミズ
益虫としての側面:土壌を耕し、通気性・排水性を改善する。排泄物は緩効性肥料として働き、微生物相を豊かにする。
注意点:ブルーベリー専用土壌では有機物を分解しすぎて土が締まりやすく、pHが上昇することがある。特に鉢植えでは過剰なミミズは悪影響になるため、個体数管理が必要。
活動時期:通年(特に春〜秋に活発)
ブルーベリーに関わる益虫一覧(あいうえお順)
🐸 アマガエル
捕食対象:小型の蛾・アザミウマ類・小バエ類など。
活動時期:春〜秋
🔪 カマキリ
捕食対象:ハマキムシ・シャクトリムシ・小型甲虫・小型バッタなど幅広い害虫。
活動時期:夏〜秋
🕷 クモ類
捕食対象:アザミウマ類・小型蛾類・ハマキムシ類など。
活動時期:通年
🐝 クマバチ
役割:ブルーベリーの花を好んで訪花し、深い花筒の品種でも受粉に貢献する。
活動時期:春〜初夏
🪰 コマユバチ類(寄生蜂)
寄生対象:アブラムシ類・ハマキムシ類など。
活動時期:春〜秋
▶🪰コマユバチ類(寄生蜂) 解体新書【ブルーベリー栽培の重要益虫】
🐞 テントウムシ類
幼虫・成虫:アブラムシ類を大量捕食。
活動時期:春〜秋
🌼 ニホンミツバチ
役割:自然群としてブルーベリーの受粉に貢献。
活動時期:春
🪰 ヒラタアブ類
幼虫:アブラムシ類を捕食。
成虫:訪花し、花粉媒介にも貢献。
活動時期:春〜秋
🪰 寄生バエ類
寄生対象:ハマキムシ類・シャクトリムシ類など。
活動時期:春〜秋
🌼 マルハナバチ類
役割:深い花筒の品種でも確実に受粉。低温時でも活動。
活動時期:春〜初夏
🌼 ミツバチ類(セイヨウミツバチ)
役割:ブルーベリー受粉の主力。
活動時期:春
▶🐝ミツバチ類(セイヨウミツバチ)解体新書【ブルーベリー栽培の重要益虫】
益虫を活かすブルーベリー栽培のポイント
- 殺虫剤の使用は必要最小限に抑える
- 開花期の薬剤散布を避け、受粉昆虫を守る
- 雑草を全て除去しすぎず、天敵の隠れ場所を残す
- アリの巣を適切に管理し、アブラムシ保護行動を抑える
- 多様な植生(ハーブ・花)を周囲に植え、天敵を呼び込む
