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質問!葉焼けが起こってしまったけど、その葉は取り除いたほうがいいの?【よくある質問Q&A】

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質問:葉焼けを起こしたブルーベリーの葉は、取ったほうがいいのでしょうか?

真夏の強い日差しや、急激な乾燥・高温が重なると、ブルーベリーの葉が突然茶色く傷んだり、白く抜けたような模様が出たりします。多分「葉焼け」だと思うのですが、見た目が悪くなるため、つい取り除きたくなります。
しかし、葉を取ることで株が弱ってしまうのではないかという不安もあり、どこまでが残すべき葉で、どこからが取ってもよい葉なのか判断がつきません。葉焼けの葉は残すべきなのか、それとも取るべきなのか、具体的な基準を知りたいです。

回答

葉の周囲が焼けている程度なら、その葉はまだ光合成能力を持っているため、基本的には残したほうが良いです。
ただし、葉と枝の接合点である葉柄までダメージが及んでいる場合は、葉で作られた光合成産物が枝へ移動できず、葉としての役割を果たせません。その場合は、残しても株のためにならないため、取り除いても問題ありません。

回答の理由

葉焼けは、葉の表面が強光や高温によって局所的に損傷した状態です。ブルーベリーの葉は、表面温度が上がりすぎると葉緑体が壊れ、光合成に関わる組織が部分的に機能を失います。しかし、葉全体が一度に死ぬわけではなく、中心部や影になっていた部分は生き残ることが多く、そこは光合成を続けています。

ブルーベリーは光合成量が多い果樹ではありません。葉一枚の働きが株のエネルギー収支に大きく影響するため、軽度の葉焼け葉を安易に取り除くと、株全体の光合成量が減り、回復が遅れることがあります。葉の見た目が多少悪くても、内部の機能が生きているなら残す価値があります。

一方で、葉柄の付け根まで焼けてしまうと、葉で作られた光合成産物が枝へ送られなくなります。葉は「糖を作り、それを枝や根へ送る」という役割を持っていますが、付け根が機能していない葉は、内部で糖を作ってもそれを株へ届けられません。つまり、葉としての役割を果たせない状態です。この場合は、残しても株のためにならず、むしろ蒸れや病気の原因になることもあるため、取り除いて構いません。

葉焼けとは何が起きているのか

葉焼けは、強光・高温・乾燥・根の機能低下などが重なったときに起こります。葉の表面温度が急激に上がると、葉緑体が熱ストレスを受け、光合成に必要な組織が壊れます。葉の縁が茶色くなったり、白く抜けたように見えるのは、細胞が局所的に死んだ部分です。

しかし、葉の中心部が緑色を保っている場合、その部分はまだ光合成を続けています。葉焼けは「部分的な損傷」であり、「葉全体の機能停止」ではありません。葉の中心が生きている限り、その葉は株の回復に役立ちます。

葉の周囲だけが焼けている葉は残すべき理由

葉の周囲が焼けていても、中心部が緑でしっかりしている葉は、光合成能力を保っています。ブルーベリーは葉の枚数が多くないため、一枚一枚の働きが株の成長に直結します。葉を減らしすぎると、株のエネルギー生産量が不足し、新梢の伸びや花芽の形成が遅れます。

葉焼けの葉は見た目が悪くても、中心部が生きていれば「働いている葉」です。株の回復を優先するなら、こうした葉は残しておくほうが有利です。

葉柄の付け根が焼けている葉は取ってもよい理由

葉柄の付け根は、葉で作られた光合成産物を枝へ送る「通路」です。ここが焼けてしまうと、葉がどれだけ光合成をしても、その産物が株へ届きません。葉がしおれたまま戻らない、付け根が黒く変色している、折れやすく乾いているなどの状態は、葉柄が機能していないサインです。

この状態の葉は、見た目だけでなく機能的にも「株のために働けない葉」になっています。残しても意味がないため、取り除いても問題ありません。

補足

葉焼けは「結果」であり、原因を改善しない限り繰り返されます。葉を取るかどうかの判断も大切ですが、それ以上に重要なのは、葉焼けを起こした背景を見直すことです。真夏の直射日光が長時間当たっていないか、鉢の温度が上がりすぎていないか、水切れが頻発していないか、根の張りが弱くなっていないか──こうした要因を整えることで、葉焼けの再発を防ぎ、株全体の健康状態を底上げできます。

葉をどうするかは「対症療法」、環境を整えるのは「根本治療」です。両方をセットで考えることで、ブルーベリー栽培の安定感が大きく向上します。

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この記事を書いた人

山形県にて小規模栽培にて高品質なブルーベリー苗木栽培を行なっています。

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