🫐11/8(日)に、第2回 ナーセリー園地開放•苗木直売会を実施します!詳しくはお知らせページをご確認ください👍️

🤝おいしいブルーベリーよ、彼女に届け!

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園地開放の日に出会った、はじめてのブルーベリー

先日の園地開放・苗木直売会の前日、一件のご予約が入りました。

当日はどんな方が来られるのだろう。

そんなことを考えながら迎えた開催当日。実際にお越しくださったのは、20代前半から半ばくらいに見える若い男性のお客様でした。

正直なところ、とても意外でした。

私の勝手な思い込みかもしれませんが、若い男性が一人でブルーベリー苗木を買いに来られる姿があまり想像できなかったからです。

しかし、お話を伺ううちに、その出会いは今回の園地開放の中でも特に印象深いものになりました。

育ててみたいんです

お客様は、自宅のバルコニーでブルーベリーを育ててみようと思っていることを話してくださいました。

そして、

「本当に初心者なんです。栽培について何も分からなくて」

と少し照れくさそうにおっしゃいました。

私は心の底から嬉しくなりました。

ブルーベリーの世界は、どうしても難しく見えてしまうことがあります。

ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ラビットアイ。

品種だ、受粉樹だ、用土だ。

そんな話を少し話しただけで、「…私には無理そうです」と感じてしまう方も少なくありません。

しかし、このお客様は違いました。

分からないことがたくさんあることを承知の上で、「まず育ててみよう」と決めていたのです。

私はブルーベリー栽培とは、本来そういうものだと思っています。

最初から完璧である必要はありません。弱らせてしまっても、思うように実がならなくてもいい。大切なのは、育ててみようと思うこと。そして実際に一歩を踏み出すことだと思うのです。

植え替えは必要なんですか?

苗木を見ながら、お客様は質問してくださいました。

「植え替えとか必要なんですか? 初めてなので分からないんです」

私は当ナーセリーの苗木について説明しました。

当ナーセリーの苗木は、購入後すぐに植え替えを行わなくても、そのままの状態で数年間耐えられるように設計して育成しています。

ですから、

「このまま管理していただければ、来年には実を楽しめますよ」

とお伝えしました。

すると、お客様は本当に嬉しそうに微笑まれました。

その表情がとても印象に残っています。

初心者の方にとって、「難しいことをしなくても大丈夫ですよ」という言葉は大きな安心につながるのだと改めて感じました。

彼女がブルーベリーばっか食ってるんです

しばらく話しているうちに、お客様は少し打ち解けた様子でこんな話をしてくださいました。

「実は彼女がブルーベリーばっか食ってるんです」

思わず笑ってしまいました。

さらに続けて、

「冷凍ブルーベリーを毎日食ってるんですよ」

とおっしゃいます。

その瞬間、私は心の中で思いました。

なるほど、この方がブルーベリー苗木を買いにいらした理由はそういうことか。

そして同時に、

「やっぱりそれだ!」

とも思ったのです。

私が理想とするブルーベリー栽培

誰かに食べさせたいから、喜んでもらいたいから、だからまず育ててみる。何も分からなくてもとりあえず踏み出してみる。

私は、それこそがブルーベリー栽培の理想形だと思っています。

もちろん品種を集める楽しさもあります。

土づくりを追求する楽しさもあります。

しかし栽培の入口はもっとシンプルに、単純でいいのです。

家族のためでもいい。

恋人のためでもいい。

自分自身のためでもいい。

このお客様のように、

「彼女がブルーベリーを好きだから育ててみたい」

そんな理由で始まるブルーベリー栽培があっていいと思うのです。

むしろ私は、そういうブルーベリー栽培が大好きです。

おすすめした5品種

そんなお客様に、私はいくつかの品種をおすすめしました。

ノーザンハイブッシュ系からは、ブルーレイ、コビル、デューク。

そしてラビットアイ系からは、ブライトウェルとパウダーブルー。

どれも育てやすく、収穫の喜びを感じやすい優秀な品種たちです。

特にブライトウェルとパウダーブルーは相性抜群、実りすぎるほど非常によく実るため、初心者の方にもおすすめしやすい組み合わせです。

お客様は熱心に話を聞いてくださり、最終的にお買い上げくださいました。

いつでもどうぞ

お帰りになる際、お客様はこうおっしゃいました。

「分からないことがあったら質問してもいいですか?」

もちろんです。

私はにっこり笑って、

「いつでもどうぞ」

とお答えしました。

ブルーベリー栽培は、始めることよりも続けることの方が難しい部分があります。

だからこそ、分からないことがあれば気軽に聞いていただきたいと思っています。

今回の園地開放では様々なお客様との出会いがありました。

その中でも、「彼女がブルーベリーを好きだから育ててみたい」と話してくれた若いお客様との出会いは、心に優しく沁み入るものでした。

数年後、バルコニーで収穫したブルーベリーをお二人で楽しんでくれていたら、ナーセリーとしてこれ以上嬉しいことはありません。

Iさん!彼女さんにおいしいブルーベリーを収穫させてあげてくださいね👍️

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この記事を書いた人

山形県にて小規模栽培にて高品質なブルーベリー苗木栽培を行なっています。

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